最強への道。それは全てを救うための道。 家族、幼馴染、親友、そして――愛する人。 全てを失ったエリックは、この世を生きる意味はないと絶望し、自殺する――。 しかし、死んだはずなのに目が覚めてしまい、状況を把握すると自分は赤ちゃんになっていた!? 輪廻転生というものだと思ったが、なぜ前世の記憶があるのかもわからない。 しかし、前世の記憶を持って生まれたことにより、すでに絶望しているエリックは、輪廻転生という運命を憎んだ。 そして母親を見てみたら――前世での自分の母親であった。 エリックは赤ちゃんに『なった』のではなく、赤ちゃんに『戻った』ということを理解し、失ったもの全てを救うために強くなる、最強へと至ることを決意する――。 まずは、全てを失う始まりの災禍。 生まれた町を襲った魔物たちの襲撃を防ぐため、前世以上の力を得るために研鑽を積む。 この人生では、なにひとつ失うつもりはない!! ――これは運命という未確定なものに立ち向かう男の物語――。
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