大学生の夏野ひまわりは20歳になり、ついにお酒を楽しめる日を心待ちにしていたが、残念ながらどれも口に合わなかった。そんなある日、先輩に勧められたワインを口にしたひまわりは、思わず「飼い猫を抱っこしているみたい」と奇妙な言葉を口にした。ワイン通と勘違いした先輩は、ひまわりの変わった表現をもとに、ワインペアリングを提案する。ひまわりがワインを口にすると、愛猫も登場する懐かしい光景が目の前に広がる…。