子供の頃のトラウマから、脚に対してのみ性的興奮を覚える憧(けい)。脚を不格好なパーツとして、性器と同様に感じる麻葉(まは)。そんな二人の性行為は、常に脚に絡んで行われる。脚を執拗に求める憧は、麻葉にとって「ポチ」なのだ――。別れようにも引き付けられる、互いの業。あくまでスタイリッシュな絵柄でフェティッシュに展開するエロス、前代未聞のラブ・ロマンス。著者以外に誰も行き着くことが叶わない地平で描かれる代表作は、とてつもなくロマンティック!
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